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2014年9月22日月曜日

4TB hard drive and GA-Z68X-U3DH-B3 firmware update from BIOS to UEFI

ある日 solid state drive (SSD) を購入するつもりでショップへ入ったら 4TB の hard drive が SSD と同じような価格で陳列されていました。よせばいいのに、ついフラっと 4TB hard drive を購入したのです。これが運のツキでした。Windows7 の稼動しているマシンに接続してみると、いつもと勝手が違っています。いつもなら初期化なんてしなくても認識してくれたハズなのに、何故か 1.8TB でパーティションしろとメッセージが、、、。なんとなくパーティションして NTFS でフォーマットかけてしまいました。どうやっても 4TB を認識してくれません。

これは何か変だとやっと気がつきました。ネットで調査したら BIOS 起動の Windows の HDD(NTFS) では 2TB までしか認識できないのね。Mac OSX では大昔に HDD 容量制限は事実上なくなっていたので完璧に不意をつかれました。では、BIOS 起動の OSX86 ではどうなのか?当然ですが、2TB までしか認識しませんでした。何しろ使っているマザーボード (GA-Z68X-U3DH-B3)が古かったようです。ウィンドウズの世界って変化が激しすぎてついていけません。問題解決には BIOS を UEFI という物にアップデートしないといけません。そのためには USBメモリーに Bootable DOS システムを作成する必要があるとか。しかも 2GB 以下の容量のUSBメモリーでないといけないらしい。これが無いのです。どこの店を探しても4GB以上のUSBメモリーしか置いていない。変化が激しくて、、、

2GB microSD card を見つけることができたので、それを使って Bootable DOS システムを作成しました。Gigabyte から U1L(UEFI BIOS) というファイルをダウンロードして解凍すると update_uefi というフォルダの中に autoexec, FLASHEFI, Z68XUD3H.U1l という3個のファイルがあるので、それを Bootable DOS システムを作成した UBSメモリーの中にコピーします。

そして作成した USBメモリーをブートドライブに指定して起動させると BIOS から UEFI への書き換えをやってくれます。この辺りはここが参考になりました。

簡単に書いてますけど、やってる最中には胸ドキドキですね。で肝心の hard drive は 1.8TB partion のまま、MacOSX の DiskUtility で NTFS から GPT format に変更していました。これを UEFI 起動した Windows7 でいじって何とか 4TB RAW Volume に復帰できました。RAW という表示は初めて見ましたけれど、要するに Windows じゃ認識できないという意味らしいです。

さて、次に OSX86 10.7.5 Lion を起動させてみると BIOS boot では問題なかったんですけれど UEFI boot では kernel panic をきたして起動不能になっていました。BIOS から UEFI への書き換えに失敗したに違いないと思いましたが、考えてみれば Windows7 は順調に起動、いや BIOS の頃と比べると起動時間が随分と短縮しています。それに MultiBeast boot までは問題なく動作しています。そこから MacOSX に起動プロセスが移ってすぐに kernel panic となっているので、問題は OSX86 10.7.5 drive 上のファイルにある事になります。OSX に問題はないでしょうから 86 部分、つまり /Extra/ 以下に問題がある事になり、/Extra/DSDT.aml を削除すると kernel panic が発生しなくなりました。

これでやっと 4TB hard drive を使う準備が整いました。