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2012年2月6日月曜日

lolipopへウェブサーバー移転

アップル運営のMobileMeが廃止になるのに伴い、早晩どこかへウェブサイトの移転を迫られていました。移転先をlolipopに決めたのは、運営費の安さと10日間の無料お試し期間があったせいでしょう。

lolipopに入会してftpクライアントを使ってウェブサイトまでファイルをアップロードしてみると、あっという間に終了。ウェブクライアントを使ってサイトを表示させてみると、何という問題も無く表示された。表示速度もMobileMeよりも速い。MobileMeにあってlolipopに無い機能に、iDiskがあるので、不満があるといえば、その点だけなのだ。lolipopでも特定のフォルダーに対してパスワート無しに誰でもftpアクセス機能があればファイル送信に便利なのだが、、、。

さて、今まで使っていた独自ドメインをlolipopで使う段になってみて判った問題がある。それはDNSサーバーをlolipopのDNSサーバーに変更して下さい、という一文だった。独自ドメインは「お名前.com」で取得していた。そして、DNSサーバーの変更(NSレコードの変更)を「お名前.com」でするには面倒だという事が判ったのだ。よく考えてみれば判ると思うが、ウェブサイトをlolipopで運営するのなら、lolipopのDNSサーバーを使うのが普通だろうが、必須とは思えない。「お名前.com」のDNSサーバーを使っていても何も問題はないはずだ。

そこで、独自ドメイン名を「hoge.com」,lolipopのウェブサイトアドレスを「hogehoge.lolipop.jp」とすると
www.hoge.com cname hogehoge.lolipop.jp
という風にcnameの変更だけを行った。

一方、lolipopのサイトで独自ドメインの登録は簡単だった。独自ドメイン名を「hoge.com」として、lolipopのウェブサイトアドレスを「hogehoge.lolipop.jp/xx/」(xxはフォルダー名)としておけば、サブドメイン「www.hoge.com」は自動的に作成されるようだ。
この変更の結果、独自ドメイン名で無事にサイトにアクセスできるようになった。

さて、さらに変更を加える。それはかつては独自ドメインにサブフォルダーを用いて「www.hoge.com/xx/」としてアクセスしていたのを「www.hoge.com/」でアクセスするように変更したために発生した事態収拾だ。これにはウェブサイトのルートディレクトリにある「.htaccess」という名称の不可視ファイルの最後に次の一文を書き加える。
RedirectPermanent /xx/ http://www.hoge.com/
以上で古いURLが新しいURLへリダイレクトされる。

次に「hogehoge.lolipop.jp」でアクセスしてきた場合に独自ドメインの「www.hoge.com」へアクセス先を変えるようにする。そのために、先ほどの「.htaccess」の最後に以下のような文を追加する。
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} hogehoge?.lolipop?.jp [NC]
RewriteRule .* http://www.hoge.com%{REQUEST_URI} [L,R=301]
以上で変更は終了。

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